プセウドリトス ミギウルティヌスの受粉は難しく、いろいろと受粉方法を試してみたので記録します。独特な形のプセウドリトス ミギウルティヌス(Pseudolithos Migiurtinus)が大好きで、ぜひ種子をとって実生してみたいと思います。
受粉方法その1
サボテンや塊根植物などの受粉作業と同じようにしてみる。
どれが雄しべか、どれが雌しべかわかりません。調べてもわかりません。だけど、まずは普通の受粉作業と同じように、ピンセットで雄しべっぽいものを、雌しべっぽいものにつけてみました。
結果は、、、結実しませんでした。私のやり方では、何個か個体を変えても、何回やっても、結実しませんでした。
受粉方法その2
調べたら、ミギウルティヌスはハエが花粉を媒介( ポリネーター )するらしいので、ハエに受粉をお願いしようと思い、大きな虫かごにミギウルティヌスとハエを入れて自然?に受粉を試みました。
ミギウルティヌスの花のニオイはなかなかのもので(今の時代は個性的なニオイと言ったらいいのでしょうか)、そのニオイにつられてハエが集まってくるようです。(主人の腕にもちょいちょいハエがたかります。←とくに、この文は何も意図はありません…。)
ハエの捕獲は、子供が虫取り網で蝶々やトンボを楽しそうに捕まえるように、夫婦(オジサンとオバサン)で実家の畑にて何匹もハエを捕まえました。ハエを捕獲しているところを近所の人に見られましたが、 種子の自家採種のため、恥というものは捨ててやりました。
虫かごを1時間後観察したら、ハエは亡くなられていて、その後のミギウルティヌスの結実も失敗しました。
受粉方法その3
花が咲いているミギウルティヌスをビニールハウスからベランダに持ち帰り、自然にハエに受粉してもらうことにしました。本当にハエは寄ってくるのかと心配しましたが、あの臭いにつられてハエがミギウルティヌスにきてくれました。
ハエに受粉をお願いするため、しばらくベランダにミギウルティヌスを置いておくことにしました。しばらくすると・・・
所有ミギウルティヌス
コツコツと集めたミギウルティヌスの中で花が咲いた個体をビニールハウスからベランダに持ってきました。一気にベランダが物凄い臭いになりました。
これは結実成功???
写真の白丸の中に、まさかの鞘らしきものが・・・。これはまさかの結実成功でしょうか。大きいミギウルティヌスは結実せず、なぜか一番小さいミギウルティヌスが結実するなんて。何が正解かわかりませんね。
ハエ、様様です。
まとめ
はじめは長い名前を覚えるのが大変だったのですが、爬虫類のようなプセウドリトス ミギウルティヌスにとても惹かれ、少しづつ集めました。 比較的、大きくなるのがはやく、育成してて楽しいのですが、どうしても結実しません。いつか自分で採取した種子で実生するのが夢です。もし今回の結実が成功していたら、その後をまたブログで記録します。
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