2021年、今年のグラキリス種子の自家採取の数は618個でした。私には、なかなかの好成績なように思います。なんせ去年は0個だったので…。今年のグラキリスの受粉の作業方法と、私が思った成功するポイントを記録します。Pachypodium gracilius(パキポディウム グラキリス)
受粉に用意した物
・爪楊枝 ・ピンセット ・ハサミ
受粉方法
花びらを受粉しやすいように手で割く。花びらをハサミで切る。
割いた花びらから花汁が出てくるので、受粉の邪魔になるようならティッシュでしっかりふく。
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受粉しやすいように(めしべが見えるように)、おしべの一部をピンセットでとる。
爪楊枝でおしべの内側にある花粉をとる。
違う個体のグラキリスのめしべに、爪楊枝でとったおしべの花粉をつける。
私が思った結実した一番のポイント
受粉のやり方もあるとは思いますが、去年の自家採取種子が0個からの今年の受粉成功の一番のポイントは、グラキリスのビニールハウス管理にあると思います。2020年春に10坪程のビニールハウスを建てました。2020年の春から秋にかけてビニールハウスの中でグラキリスを管理しました。ビニールハウスができる前までは、ベランダ管理です。関東某所でグラキリスを栽培しています。冬場は家の中で管理しました。(氷点下まで温度が下がるため)
ビニールハウス管理とベランダ管理で一番違うのは、日照時間です。太陽が長く当たっていると鉢の中の温度も保たれると思います。人も植物も環境が一番大事といったところでしょうか・・・。冬は晴れれば家の中からベランダに出して少しでもグラキリスを太陽に当てています。冬のベランダは布団干しと洗濯と植物で場所の取り合いです。
まとめ
受粉作業をする天気や時間はいつが良いなど、グラキリスの受粉について調べるといろいろと書いてありましたが、私の場合はあまり関係せず、受粉した分だけ、結実したように思います。
ちなみに鞘がはじけて種子が飛んでいかないように水切りネットをかけました。
おまけ(種まきしてみた)
自家採取したグラキリスの種子を蒔いてみました。これからの成長が楽しみです。今度、自家採取したグラキリスの発芽率などをブログに記録したいと思います。
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